100日後にスペインに行く人

スペイン語初心者の学習記録

言語間比較

Any doubts?

この記事では、スペイン語のネイティブスピーカーならではの英語表現、言い換えれば、やや語弊があるが「スペイン語特有のクセがある英語表現」をいくつか紹介したい。 同じような着眼点で書いた記事があるので、こちらもぜひお読みいただければと思う。 h13…

後で

「それはまた後で考えよう」と言うとき、スペイン語では Lo veremos más adelante と言うことがある。 スペイン語の adelante は副詞で「前へ」とか「前方に」という訳語が充てられるのだが、こうしたフレーズでは時間的に後のことを表しているのだ。 ケンブ…

I think is a good idea

今回の話題は、若干取り扱いにくいテーマである。なぜなら、スペイン人が使う英語の「よくある間違い」を例に挙げ、そこに現れている英語・スペイン語間の文法的差異を見出すという試みだからだ。したがって、スペイン人の英語レベルをあげつらうといった意…

また明日

スペイン語で「また明日」という挨拶は Hasta mañana と言う。直訳すると「明日まで」という意味になる。mañana は明日という単語、それは確かなのだが、困ったことに mañana には朝という意味もある。例えば「私は今朝マドリードに到着した」は He llegado …

新鮮な日本語

日本語では、外国語の単語や人名・地名を、カタカナを使って表現することが多い。カタカナは表音文字なので、現地語の発音をそのまま日本語に取り込むことができるからだ。そのため、Coca Cola というアメリカの飲料ブランドは「コカコーラ」と表記できるし…

Obligado

数週間前になるが、スペインで屋内でのマスク着用義務が解除された。語学学校の先生の中には、さっそくマスクを外して授業する人もいれば、解除された後もマスクを着けている人もいる。また、昨日着けていたかと思えば今日は外している、といった具合に、対…

お茶っこ

東北の方言では「お茶っこ」のように、名詞の後ろに「っこ」を付けて呼ぶことがある。「っこ」を付けると、どことなく柔らかい印象になる。 琉球語にも「グヮ」という接尾辞があり、東北方言の「っこ」に相当するような表現だ。甲子園の応援歌としても有名な…

アメリカ人

中学1年生の英語の授業で「アメリカ人」は American だと習った記憶がある。ところが実際にアメリカ人と会って話すと、彼らは I'm American とは言わず、I'm from California のように州の名前を出す人が多い。こんなところに彼らの帰属意識が垣間見えるのか…

スペイン語と日本語の共通点

スペイン語や日本語は Syllable-timed language と言って、話すペースが音節を基準にして一定に保たれる言語らしい。それに対して、英語やドイツ語は Stress-timed language と言って、音節ではなく強勢(ストレス)が基準となるそうだ。 スペイン語が英語に比…